ブルー系の装いを好みながらも、今年は春が近づくと,淡く軽やかな薔薇色を添えたくなる。チークやリップに透明感のあるピンクを選んでみた。香りもいつものお気に入りから少し離れてみよう。柔らかな立体感と愛らしい軽やかさのあるフローラルに出会いたい。
早春の小旅行に着るネイビーのトップスとアイスグレーのボトムスに合わせたい色と香りを探した。仕事帰りに気になっていたブランドの新製品を試し、去年までの自分ならば見過ごしていたかもしれないブランドやアイテムに注目し,試す… 。そして迎えた立春。
2月1日に発売されたという、フレグランスの
最も小容量15mLのボトルを入手した。
柔らかな立体感がある。曲線的で優しいフローラルと、温かみを感じさせる甘さのバランスがちょうど良い。何よりも最初の印象が軽やかに続くのが嬉しい。ふわりと愛らしく,繊細に。
薔薇の生花の香りやダマスクローズ精油そのものの香りは大好きなものの、薔薇をメインとしたフレグランスで自身の定番にしたいと感じたものにはなかなか出逢えなかった。初めは好きと思っても次第に単調さが気になり初め、ワンボトルを使い切ることはなかった。
今回の106は、ダマスクローズのフルーティーな優しさを活かしながら、ダバナやバニラで,春らしい軽やかな甘さを醸し出しているようだ。一年前、同じく薔薇の香りが活かされた101のハンドクリームを入手した。101の香りには清潔感を強く感じ、ハンドケアには用いた。しかし、装うならば今の私には106。
106。15mLを使い切ることができたら、新しい時間が開けるかもしれない。
…écrit par 《SAWAROMA》
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