2013年12月14日土曜日

春の妖精を感じて・Feerie Spring Blossom Van Cleef & Arpels

見えない気配。

春に芽吹くはずの香り、花びらは
固く閉じられた植物の奥深く…

3ヶ月先の未来。
桜の蕾がほころび始める空気の中に
こんな妖精がとびかっているのかもしれません。



一週間前の展示会では
さわやかな朝の光のようなフレグランスの一つとして
紹介されていました。

その清々しい香りから
麗しい桜の花びらとの再会が待ち遠しくなりました。
そんな想いで
これから迎える本格的な寒さを乗り切れますように。

昨日の記事より。
ヴァン クリーフ&アーペルが人気フレグランス限定復活 - 春を感じるロマンティックな桜の香り

トンボのフェアリーがきらめく
このボトルだけでも
春のオブジェとして大切にしたくなりそうです。
発売日は2014年2月19日。

情報提供
ブルーベル・ジャパン株式会社
香水・化粧品事業本部
『カフェ デ パルファム』

2013年12月12日木曜日

シアーフローラルの光香る・" Vivienne Westwood Mon Boudoir "

パウダーピンクにホワイトレース。
そしてきらめくゴールド。

春の新作フレグランス展示会場にて
薄暗い照明の中から
キラキラ眩しいオーラを放っていたのがコチラ。
ヴィヴィアン・ウエストウッド モン ブドワール オードパルファム。
日本では2014年1月29日発売。



ブドワール。BOUDOIR。
(女性の)私室を意味するフランス語。

1998年にブランドのファーストフレグランスとして生まれた
ブドワールの香りには強い女性のイメージが漲っていました。
その後もいくつかブドワールシリーズがデビューしましたが
今回の新作は
さらにプライベート空間のロマンティックムードが
フランス語の所有形容詞"Mon(私の)"により強調されました。

オリジナルがもつ軽やかなフローラルを受け継ぎながらも
よりフレッシュでフェミニンで優しい光のような印象。

ひと足先に紹介されていたアメリカのサイトには
詳しい香調も記されています。

Vivienne Westwood Mon Boudoir
11/14/13 11:33:30
By: Sanja Pekic


まさにレーシィで繊細なフローラルを感じます。
軽やかなスズランから華やかな薔薇やジャスミン、
ムスク、サンダルウッドへ。

優しいだけではないのが
さすが
ヴィヴィアン・ウエストウッド。

ひとたびまとえば
歩くたびに光を集められるかも。

確かな存在感を意識しながら
春の光とともに輝きたいひとへ。

情報提供
コティ・プレステージ・ジャパン株式会社


2013年12月8日日曜日

フルーツのコンポート(林檎・洋梨…etc.)

たくさんの林檎をいただいた木曜日。
一部を煮てコンポート(compote:フランス語 果物の砂糖煮)にしました。

1個の林檎を12等分。
3個分ずつ2回に分けて合計6個を煮ました。

急なことなので
こういうときに必要なレモンはありません。
しかし
オレンジ色に輝くみごとな蜜柑があります!

この日本産オレンジ果汁(林檎3個に3房分)と
カナダ産メイプルシュガー(林檎3個にカエデ固形2個)
と少量の水にほんの少しのゲランドの塩、
シナモンパウダーを散らし
弱火でじっくり水分がなくなるまで。

仕上げに再度軽くシナモンパウダーを
うっすらまぶします。

林檎・オレンジ・シナモン・メイプル。
秋の実りの有難さが集結した
冬のおめでたい香りです。

その夜は自宅がしあわせな香りにフンワリと包まれました。

市販のコンポートよりは砂糖はかなり控えめのはずなので
早めにいただいてしまわなくてはなりません。

そのまま半分は冷蔵庫へ。
翌朝家族でデザートにいただいたら
あっという間になくなりました。

もう半分は冷凍しておいたのですが
昨夜から解凍し
日曜午後の珈琲のお供として
ヴァニラアイスクリームに添えています。

コンポートにしておいしいのは夏ならば梨も。
そして洋梨も。
あたたかい部屋で食べたくなる「洋梨の白ワイン煮」
[TASTY]2013/12/08 12:00

白ワイン、バニラビーンズも使ってより芳醇な香りが楽しめそうです。

2013年12月7日土曜日

2014春・新作フレグランス展示会より・Maison Fragrances

12月にしては
あたたかな金曜日の午後。
ブルーベル・ジャパン株式会社主催の
2014年春の新作展示会へ。

拝見した内容から
まずはメゾンフレグランスの最新情報を。

見慣れたあのアニック・グダールのクラシカルなボトルが
手のひらにのせたくなる愛らしい50mLサイズに。


この特別サイズは
《ディスカバリーサイズ》と記されていました。
まずは試してみたい、贈ってみたい…という
春ならではの好奇心に応えてくれるサイズ。

1月22日には
オードムッシュ・オーダドリアン・デュエルの3種
オードワレで新登場。
4月23日には
コチラ でご紹介のオーデコロンでも。この2種は特に、男女年齢問わず幅広く喜ばれる普段使いの香りとして私の周囲でも好評です。

アニック・グダールの隣には
英国クリードの新作。
1月29日に発売されるのは
クリード オードパルファム フルール ド ガーデニア。
繊細で気品あふれる香り。春が待ち遠しくなりそうです。

そしてメゾン フランシス クルジャン。


2月26日に
お馴染みフレグランスの香りのボディケアが新登場。

ニューヨークという"都市へのオマージュ"を表して創られた
フレグランスコレクション、ボンド・ナンバーナインの新作は
鮮やかなグリーンボトル。



1月15日発売の
ボンド・ナンバーナイン ニューヨーク ムスク オードパルファム。
デリケートなムスクの秘密が
大胆にユニークに表現されていて魅かれます。
個々それぞれの肌の温度や匂いと絡ませて楽しめそうです。

好きなものを究極まで追求したいファンの心に応える
メゾンフレグランスならではの
ブランド精神を改めて感じました。

情報提供
ブルーベル・ジャパン株式会社
香水・化粧品事業本部
『カフェ デ パルファム』

2013年12月6日金曜日

冷たさは静かに温かさを導く…『雪の女王』

雪国生まれの私にとって
雪には複雑な思いがあります。

寒く冷たいという絶対的な現実。
無言の厳しさ。
一方で
遠くからも近くからも
雪の作り出す形の
美しさ。

12/6(金)・12/7(土)国際ファッション文化学科 卒業イベント『雪の女王』を開催



冒頭のパフォーマンス。
冷たい風の見えない激しさ、美しさが
音楽とともに
男女それぞれの鮮やかな跳躍、華麗な身体の動きで表現。
武蔵野音楽大学に加えて今年度から
日本体育大学ともコラボレーションされ
その表現はより立体感を増しています。

動きを見せるための衣装。
花の香りを感じさせる衣装。
動的で温度を感じさせる色彩は
圧倒的に冷たく静かで
荘厳な雪の女王と対照的。

体温の温かさを日々実感し
寒いからこそ温かい人達に
育まれたのかもしれない
子供時代。

文化学園大学のこの卒業イベントは
毎年鑑賞していますが
今年はひときわ心に沁みました。
明日も11:00〜 14:00〜 17:00
3回開演されます。

2013年12月4日水曜日

空気に拡散する2%と皮膚に塗布する0.25%

一昨日は医療系専門学校での実習として、精油濃度2%のエアフレッシュナー(ルームフレグランス)をグループで制作。2種の精油を好みのバランスでブレンドし、無水エタノールに溶かし、精製水で薄める。

かなり広い実習室ではあったけれど、8種類のエアフレッシュナーが試しにスプレーされると廊下にもうっすら拡がる香り。2%なのでスプレーして香りがすぐにはなくならないものの、しばらくすると柔らかくフェイドアウトしていった。1%ではかなりすぐに消えてしまい、周囲にもっと強い香りがある場合などはわかりづらいこともある。一瞬空気がリフレッシュされる程度。それではちょっと物足りないという学生からの要望もあり、2%にした。

一方昨日は、ファッションを専攻する学生にアロマトリートメントで皮膚に塗布してリラックスできる香りの楽しみ方を指導。

初めての学生も多いため、精油濃度は0.25%ホホバオイル。過去15年、学生にこのようなオイルを試させてきて、1%でも0.5%でも香りが強いとか、皮膚が痒くなったなどの反応を示された経験もあり、さらにその半分である0.25%で1種精油のみの希釈。パッチテストも兼ねている。

皮膚はデリケート、しかも自分の皮膚に塗布するのだからほのかに香ってリラックスできればあとは静かに香りがフェイドアウトしてくれたらそれでよいはず。そしてそんなところが、持続性を求められる、身に纏う香水フレグランス類とは違うところ。
ある学生が、自分がつけている香水のほうが強くて、制作したアロマトリートメントオイルの香りがわからないと訴えてきた。今はわからなくても、自宅で今夜お風呂あがり、就寝前に手などにうっすら拡げと使ってみてはとアドバイス。

皮膚はデリケート。そして人の嗅覚は本来敏感。そもそも呼吸の入り口にある感覚受容なのだから。

現代という時代はあまりに身の回りに香りのノイズが多いだけに、そしてそれでも生きていられるだけに、最初はわかりにくいかもしれない。

しかし、本来の目的に応じた適度な香りの強さというものはある。

センサーを研ぎ澄まし、嗅覚を鋭敏に磨くことは、嗅覚を含めた感覚全体にとっても極めて重要。これまでに見過ごしてきたかもしれない大切な情報に気づけるようになるということが、生物にとってアドバンテージ以外のなにものでもないはず。

2013年12月2日月曜日

ギターと『ショコラ』と12月

エキゾチックなギターの音色に
心温められて過ごした日々のあと
聴いてみたくなったアルバム。




もう12年位前の今頃、
あるアーティストの方から好きな映画と紹介され、音楽から先に聴いてしまったアルバム。

アルバムトップとラストのギターはよく憶えていた。風の流れに身を任せつつ色々な感情を受け入れ淡々と生きている人の気持ち…
血の通った心の囁きのようなこの旋律、ギターを弾いていたのは映画の出演者でもあるジョニー・デップだった。

寒い12月のランチタイム。
お世話になった方を自宅に招き
温かくスパイシーなスープで
ささやかなおもてなしをしたとき
BGMにこのアルバムをかけていたことも回想。

久し振りに聴いて…
シナモンを一振りしたカボチャのスープを作り…
温まった週末のあとは
元気な月曜日。