ル・ラボ。
厳選された香料を駆使して
テーマの香料と使用香料数の並列で香りをネーミングするブランド。
ROSE31とか
SANTAL33とか。
新作のキャンドルのネーミングにチョット驚く。
Laurier 62: New Candle by Le Labo
11/20/13 17:26:46
By: Elena Knezhevich
62。
これまでにない数字。
おそらく最高数。
あの清々しいハーブのローリエが…。
ローズマリーやユーカリ、タイム、
クローブ、パチュリ、サンダルウッドなど
なんとなくお馴染みの香料のほか
53種類で如何に表現?
キャンドルは熱とともに変化しながら香りを漂わす。
その経緯を考慮した上での調香にどんな美が描かれているのか?
62種類がいかなるローリエの隠された魅力を香らせるか?
かなり興味深い。
香水には何百種類もの香料が調香されているとよく聴く。
実際そのクリエイションを想像してみると
とてつもなく繊細な感受性と香りの変化に対する観察力を要する作業。
あらためて調香師を尊敬する。
2014年1月30日木曜日
2014年1月29日水曜日
『ディア・ライフ』アリス・マンロー著に出会う
月曜日。
品川の書店で、ふと、あてもなく新刊を探す。
しなければならない仕事が山積みで
直ぐにでも帰宅して取り掛かるべきなのだろうが
こういう時に限って私はまったく仕事とは無関係の世界を覗きたくなる。
目を引いたのは見憶えのあるタッチの植物画。
波多野光さんのイラストが表紙になっている。
赤い帯には「アリス・マンロー」。
そう、この名前を昨年10月にノーベル文学賞受賞者として聞き
亡き父と同じ1931年生まれと知ってから
必ず作品を読んでみたいと思ったのだった。

『ディア・ライフ』アリス・マンロー著 小竹由美子訳 (株)新潮社。
6才のころ、母から世界名作全集を与えられたときのように
純粋に「ひとつひとつの物語を読んでみたい」気持ちになった。
何かを学ぶためでもなく、知るためでもなく、感じるために。
短編集。
50ページにも満たない短編が14。
さっそく最初の物語を読んだ。
すぐに次を読もうという気持ちよりも
ぐっと深い余韻から、想像力を刺激され
登場人物の女性のその後を頭の中で映像化するのを楽しみたい気持ちに
数日間浸った。
物語を文章で表現することの創造性に、文章の長さは関係ない。
アリス・マンローが「短編の女王」と呼ばれただけではなく
30代後半から82才に至るまでの彼女の執筆活動に対して
世界的な文学賞がおくられた事実から、あたたかいものを感じた。
ディア・ライフ。
英語教師であった私の父は一年前の今日、まだ生きたかったのに他界した。
彼が終わりを予感したときに"Dear Life."という気持ちになったかどうかは
わからないが、いつ命の終わりがくるのかわからないからこそ、
生きているうちにそんなふうに感じる心を忘れたくないと思った。
品川の書店で、ふと、あてもなく新刊を探す。
しなければならない仕事が山積みで
直ぐにでも帰宅して取り掛かるべきなのだろうが
こういう時に限って私はまったく仕事とは無関係の世界を覗きたくなる。
目を引いたのは見憶えのあるタッチの植物画。
波多野光さんのイラストが表紙になっている。
赤い帯には「アリス・マンロー」。
そう、この名前を昨年10月にノーベル文学賞受賞者として聞き
亡き父と同じ1931年生まれと知ってから
必ず作品を読んでみたいと思ったのだった。
『ディア・ライフ』アリス・マンロー著 小竹由美子訳 (株)新潮社。
6才のころ、母から世界名作全集を与えられたときのように
純粋に「ひとつひとつの物語を読んでみたい」気持ちになった。
何かを学ぶためでもなく、知るためでもなく、感じるために。
短編集。
50ページにも満たない短編が14。
さっそく最初の物語を読んだ。
すぐに次を読もうという気持ちよりも
ぐっと深い余韻から、想像力を刺激され
登場人物の女性のその後を頭の中で映像化するのを楽しみたい気持ちに
数日間浸った。
物語を文章で表現することの創造性に、文章の長さは関係ない。
アリス・マンローが「短編の女王」と呼ばれただけではなく
30代後半から82才に至るまでの彼女の執筆活動に対して
世界的な文学賞がおくられた事実から、あたたかいものを感じた。
ディア・ライフ。
英語教師であった私の父は一年前の今日、まだ生きたかったのに他界した。
彼が終わりを予感したときに"Dear Life."という気持ちになったかどうかは
わからないが、いつ命の終わりがくるのかわからないからこそ、
生きているうちにそんなふうに感じる心を忘れたくないと思った。
2014年1月25日土曜日
牡蠣のチャウダー・酒粕仕立て
フレッシュな香りの酒粕をたくさん頂き
これをどんな料理に活かすか家人と検討。
ふわっとフルーティーな日本酒の香りが合うのは…と。
いまが旬の牡蠣のチャウダーに決めました。
最初に牡蠣を白ワインで酒蒸しするのですが
あとで酒粕と合わせることを考えて日本酒で。
角切りのタマネギ、ジャガイモ、ベーコンを炒めて
市販のフュメ・ド・プワソン(フランス料理で使われる魚だし)
のスープに投入。そのときに酒粕も約50グラム溶いて投入。
ジャガイモが柔らかくなってきたら
味をみて塩、コショウ、牛乳少々をプラス。
酒蒸ししておいた牡蠣と茹でておいたブロッコリーを投入。
ひと煮立ちで出来上がり。

想像どおりの相性。
牡蠣の旨味に酒粕の香りがよく合います。
真冬にピッタリ。
チャウダーのベースとなったフュメ・ド・プワソン。
ル・モンドのブログ記事でクラシックな作り方を発見。
Fumet de poisson classique
Les bases sont les fondements de la bonne cuisine.
舌平目の骨からダシを丁寧にとり
ブーケガルニや白ワイン(またはベルモット)の香りの力を借りて
上品な魚介ダシができあがります。フランス語のレシピには
いかに焦がさず、綺麗なダシをとるか、香りを大切にするかへの
熱意が感じられます。
これをどんな料理に活かすか家人と検討。
ふわっとフルーティーな日本酒の香りが合うのは…と。
いまが旬の牡蠣のチャウダーに決めました。
最初に牡蠣を白ワインで酒蒸しするのですが
あとで酒粕と合わせることを考えて日本酒で。
角切りのタマネギ、ジャガイモ、ベーコンを炒めて
市販のフュメ・ド・プワソン(フランス料理で使われる魚だし)
のスープに投入。そのときに酒粕も約50グラム溶いて投入。
ジャガイモが柔らかくなってきたら
味をみて塩、コショウ、牛乳少々をプラス。
酒蒸ししておいた牡蠣と茹でておいたブロッコリーを投入。
ひと煮立ちで出来上がり。
想像どおりの相性。
牡蠣の旨味に酒粕の香りがよく合います。
真冬にピッタリ。
チャウダーのベースとなったフュメ・ド・プワソン。
ル・モンドのブログ記事でクラシックな作り方を発見。
Fumet de poisson classique
Les bases sont les fondements de la bonne cuisine.
舌平目の骨からダシを丁寧にとり
ブーケガルニや白ワイン(またはベルモット)の香りの力を借りて
上品な魚介ダシができあがります。フランス語のレシピには
いかに焦がさず、綺麗なダシをとるか、香りを大切にするかへの
熱意が感じられます。
2014年1月24日金曜日
「香り」の未来を考える〜 Michel Roudnitska 氏の言葉より
未来のことを考えるとき
原点を見つめ直すために時折読み返す本の一つが
『香りの創造』エドモン・ルドニツカ著 /曽田 幸雄訳 (白水社)。
4年前、香りの音楽表現をテーマとする論文を執筆したときも
この本を参考文献としていた。
エドモン・ルドニッカ(Edmon Rondnitska)。1905~1996。
20世紀に活躍した偉大な調香師の一人。
ちょうど今月読みなおしていた矢先。
マグノリアに魅かれてチェックした記事
Magnolia Grandiflora – Michel
01/21/14 18:08:43
By: Jordan Riverの中で
ルドニツカ氏のご子息であるミシェルさんも
現在調香師として香りを創造していることを知った。
彼は最初は写真家として、ビジュアルアーティストとしての
表現活動を積み上げた後
40才になって本格的に調香の仕事に取り組んだという。
そんな彼への貴重なインタビュー記事も発見。
彼は過去の人ではない。
父親譲りの繊細な感性、観察力、洞察力をもって
現代に生きるデザイナー、表現者である。
ゆえにこのインタビューでは過去の功績話で終わってはいない。
21世紀の現代
「香り」のマーケットが置かれている深刻な現状を
鋭く簡潔に指摘し、これから成すべき歩みに言及している。
Exclusive Interview with Michel Roudnitska
07/24/09 15:34:05
By: Michelyn Camen。
この記事が書かれた2009年は私にとって忘れ難い年。
文化としての香りの価値を伝えるべく
稀少な天然香料の一つであるダマスクローズ香料のブランド、
パレチカの監修をはじめた年でもあった。素材あってのクリエイションの発達、その可能性を現代の解釈で再構成できる感性こそがこの先求められるはずであるし、前世紀に使い放題で枯渇しつつある天然資源と自然環境のサステナビリティを考える上で重要なアプローチになればと考えていた背景があった。
この長い記事の前半、父エドモンさんの弟子でもあったジャン=クロード・エレナ氏(現在エルメスの専属調香師)とミシェルさんとのエピソードも実に興味深い。
調香の修行を積んできたエレナ氏。
一方で幼い頃から父と暮らし様々な香りに触れてきたとはいえ
20代以降写真家や視覚表現におけるキャリアを積んできたミシェルさん。
二人が同時に別々の考え方で調香した香りのクオリティレベルが
二人で互角と認め合えたらしい。
表現者としてのキャリアが確実に活きていたと言えるだろう。
視覚表現、音楽表現それぞれでキャリアを積んだ経験が
調香のクリエイションに活きた例は他にもいくつか知っている。
人は、生きるために呼吸を止めることはできない。
何かを視ているときも周囲の匂いを同時に感じ
耳栓をしていない限り音も感じている。
見えないものを同時に「視て」いる。そして感じる。
三つの感覚が響きあってこそ感じられる。
2年前に書いた記事。
見えなくても確かに存在するもの
この記事後半に記した大学でのアプローチを
今年度まで9期にわたって実験的に行ってきた。
結果、クリエイターを目指す若い彼らによって
未来へと開かれていく「香り」活用の可能性を
私自身が期待しているところでもある。
2014年1月19日日曜日
2014年1月18日土曜日
あの紫の香り…ほんのり今年の色を帯びて
ボトルカラーや
香りのイメージから
私が「紫の香り」と呼んでいるものの一つが
紫の香り・ジャンヌ・ランバン クチュール オードパルファムの、透明感あふれるみずみずしさと静寂な余韻の深さを併せ持つフレグランス。2012年5月に入手。
このラインから今年新作がデビューするという。
Lanvin Jeanne Lanvin Couture Birdie
01/18/14 02:42:51
By: Sanja Pekic
サブネームは"Birdie"。
鳥の羽根が描かれたパッケージ。
パラダイスの鳥の神話…。
構成する香料はほとんどオリジナルと変わらないようだが
明らかに異なるのは色。
オリジナルのあの濃紺にも近い紫色ではなく
ややピンクがかったやわらかな紫色。
…思い起こしたのは
パントーンが発表した今年の色、Radiant Orchid。
Pantone Color of the Year 2014
2年前デビューした香りのエッセンスを受け継ぎ
さらに今年の
いまの空気を映した色で
描き直された新作に
柔らかな「今年らしさ」を少し期待。
香りのイメージから
私が「紫の香り」と呼んでいるものの一つが
紫の香り・ジャンヌ・ランバン クチュール オードパルファムの、透明感あふれるみずみずしさと静寂な余韻の深さを併せ持つフレグランス。2012年5月に入手。
このラインから今年新作がデビューするという。
Lanvin Jeanne Lanvin Couture Birdie
01/18/14 02:42:51
By: Sanja Pekic
サブネームは"Birdie"。
鳥の羽根が描かれたパッケージ。
パラダイスの鳥の神話…。
構成する香料はほとんどオリジナルと変わらないようだが
明らかに異なるのは色。
オリジナルのあの濃紺にも近い紫色ではなく
ややピンクがかったやわらかな紫色。
…思い起こしたのは
パントーンが発表した今年の色、Radiant Orchid。
Pantone Color of the Year 2014
2年前デビューした香りのエッセンスを受け継ぎ
さらに今年の
いまの空気を映した色で
描き直された新作に
柔らかな「今年らしさ」を少し期待。
2014年1月17日金曜日
気分に合わせてフレーバー(ナッツ&フルーツ、ミント…)
チョコレート。
カカオのほろ苦く甘い香りだけでも
十分に幸せになれるのですが
フルーツやナッツ、ハーブなどで
フレーバーを加えると
一段と満足度が上がります。
香りの力は偉大。
昨日みつけた定番チョコの期間限定フレーバー。
紫に映えるオレンジ、クランベリー、アーモンド。
まさにこの写真のとおりオレンジピールの香りが満喫できます。

フルーツの甘酸っぱさとナッツのコク深い香ばしさ。
かなりいい感じ…と嬉しくてパッケージの裏をみたら
あのプロヴァンスのショコラティエ、ジョエル・デュラン氏も
このチョコレートをほめていらっしゃいました。
チョコレートの香りを活かす
素材との比率も重要。
Carré de parfum par Joel Durand (ジョエル デュランのチョコレート)を回想。
そういえば初夏のころ、こんなチョコレートも見かけました。

私はミントフレーバーも季節に関係なく大好きなので
夏に限らず…とは思いますが
こうして季節限定にすることで
暑いとき、
寒いとき…
それぞれの
「いまの気分を満喫する幸せ」を
感じられるということなのでしょう。
先日フランスから一時帰国した友人のおみやげに
たくさんのフレーバーチョコレートが
ぎっしり詰まった缶がありました。
一粒ごとにいろんな気分を味わえる幸せが
目からもすぐに想像できたこと、思い起こしています。
カカオのほろ苦く甘い香りだけでも
十分に幸せになれるのですが
フルーツやナッツ、ハーブなどで
フレーバーを加えると
一段と満足度が上がります。
香りの力は偉大。
昨日みつけた定番チョコの期間限定フレーバー。
紫に映えるオレンジ、クランベリー、アーモンド。
まさにこの写真のとおりオレンジピールの香りが満喫できます。
フルーツの甘酸っぱさとナッツのコク深い香ばしさ。
かなりいい感じ…と嬉しくてパッケージの裏をみたら
あのプロヴァンスのショコラティエ、ジョエル・デュラン氏も
このチョコレートをほめていらっしゃいました。
チョコレートの香りを活かす
素材との比率も重要。
Carré de parfum par Joel Durand (ジョエル デュランのチョコレート)を回想。
そういえば初夏のころ、こんなチョコレートも見かけました。
私はミントフレーバーも季節に関係なく大好きなので
夏に限らず…とは思いますが
こうして季節限定にすることで
暑いとき、
寒いとき…
それぞれの
「いまの気分を満喫する幸せ」を
感じられるということなのでしょう。
先日フランスから一時帰国した友人のおみやげに
たくさんのフレーバーチョコレートが
ぎっしり詰まった缶がありました。
一粒ごとにいろんな気分を味わえる幸せが
目からもすぐに想像できたこと、思い起こしています。
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