素敵な腕時計をみつけた。
コチラの4色。できるものなら全て揃えたい位に。
黒、赤、青、紫。
この4色いずれも魅力的。
サクラクレパスのペンをデザインしたことのある知人からの情報によると、日本では4色ボールペンといえば、黒、赤、青、緑(カルテ記入に緑色が使われる慣習があるため)だが、ヨーロッパやアメリカなどでは黒、赤、青、紫であるとのこと。紫が選ばれるのはインクの濃い青紫が好まれるからだとか。
手首にバングルのように身につける時計は、重要なアクセントとなる。
首もとや耳もとと同様、全体の印象を決めるポイント。
たいていの場合、腕時計は利き腕とは反対の手首につけられる。
利き腕の手首には、バングルのかわりにフレグランスをまとってみると良いと思う。利き腕はよく動く。動くたび、脈打つ手首から香りがこぼれ、笑顔を呼ぶ。腕時計を服装の一部として大切に考える人には、そんな香り遣いの魅力をわかってもらえそうな気がする。
4色の時計。それぞれにどんな香りを合わせるのかも楽しくなりそう。
2012年9月29日土曜日
2012年9月28日金曜日
秋に引き立つ黒・1「Christopher Kane のheadband」
この秋、ひときわ注目されている黒。
着る色としての黒は季節を問わず好きな色の一つ。
程よい黒の表面積は、オリジナルな肌や髪の色を引き立てる。
黒を着ると、自分の髪が茶系であることもわかるし
肌が淡いベージュであることも再認識できる。
ブロンドの人に黒が映えるのもよくわかる。
四季がある地域にとって、夏という厳しい季節を乗り越えた後の秋は、改めてそのような黒の力を実感するのかもしれない。
フランスの雑誌2誌("VOGUE"とVOTRE BEAUTÉ")のサイトで紹介されたヘアアクセサリーも、「秋に引き立つ黒」の一つ。
髪に装われた写真の大きな"VOGUE"サイトよりコチラ。
黒革の質感、ダブルのバンドでまとめられる髪。
髪の色とのコントラストも絶妙。
デザイナーの Christopher Kane については、日本語サイトのコチラでその経歴が紹介されている。イギリス、スコットランドのグラスゴー生まれ。ロンドンのセントマーティンズを卒業。セントマーティンズの卒業コレクションで最優秀賞を受賞し、ファッション誌の編集長に見いだされて大注目を浴びたそう。
2008年には、資生堂とのコラボレーションで、トータルメーキャップブランド「マキアージュ」のファンデーション用コンパクトケースのデザインなどに関わっていたことを初めて知る。
秋に引き立つ黒との出逢い・その1。
着る色としての黒は季節を問わず好きな色の一つ。
程よい黒の表面積は、オリジナルな肌や髪の色を引き立てる。
黒を着ると、自分の髪が茶系であることもわかるし
肌が淡いベージュであることも再認識できる。
ブロンドの人に黒が映えるのもよくわかる。
四季がある地域にとって、夏という厳しい季節を乗り越えた後の秋は、改めてそのような黒の力を実感するのかもしれない。
フランスの雑誌2誌("VOGUE"とVOTRE BEAUTÉ")のサイトで紹介されたヘアアクセサリーも、「秋に引き立つ黒」の一つ。
髪に装われた写真の大きな"VOGUE"サイトよりコチラ。
黒革の質感、ダブルのバンドでまとめられる髪。
髪の色とのコントラストも絶妙。
デザイナーの Christopher Kane については、日本語サイトのコチラでその経歴が紹介されている。イギリス、スコットランドのグラスゴー生まれ。ロンドンのセントマーティンズを卒業。セントマーティンズの卒業コレクションで最優秀賞を受賞し、ファッション誌の編集長に見いだされて大注目を浴びたそう。
2008年には、資生堂とのコラボレーションで、トータルメーキャップブランド「マキアージュ」のファンデーション用コンパクトケースのデザインなどに関わっていたことを初めて知る。
秋に引き立つ黒との出逢い・その1。
2012年9月24日月曜日
香りの記憶がくれた贈り物
医療資格を目指す専門学校で、一年生に「自然科学概論」という名の講義を担当して三年目。
内容は、天然植物精油の香りを扱うもの。アロマテラピーの考え方と活用を実習を通して学び、嗅覚を通し対象の植物だけではなく、自分という人間の感覚と身体、他人の感覚と身体という「自然」を体感する機会を提供する。
半期20回の講義。体感と知識の提供に全力を注いできた。医療に携わる人がまず興味をもつべきは人間という複雑な自然。その入り口に立った学生たちのガイドが私の役割でもある。
毎年アロマテラピー検定受験を目指し、幅広く医療の可能性を考えたいという探究心旺盛な学生がいると思えば、勉強することそのものに意欲を見出せていない学生もいる。どちらも私にとっては大切な対象。レベルは出来るだけ高みを目指しながらも、感受性の異なる一人ひとりの学生の感じ方を真摯に受け止める。
今日は今年度前期最後の講義。一年生がいなくなった教室にひとり残り仕事をしていると、昨年、一昨年の教え子たちが次々と立ち寄り、笑顔で近況を話してくれる。講義で好きだった香りのことも。
そんな彼らの笑顔は、香りを媒介に彼らと共に過ごした時間からの贈り物。
内容は、天然植物精油の香りを扱うもの。アロマテラピーの考え方と活用を実習を通して学び、嗅覚を通し対象の植物だけではなく、自分という人間の感覚と身体、他人の感覚と身体という「自然」を体感する機会を提供する。
半期20回の講義。体感と知識の提供に全力を注いできた。医療に携わる人がまず興味をもつべきは人間という複雑な自然。その入り口に立った学生たちのガイドが私の役割でもある。
毎年アロマテラピー検定受験を目指し、幅広く医療の可能性を考えたいという探究心旺盛な学生がいると思えば、勉強することそのものに意欲を見出せていない学生もいる。どちらも私にとっては大切な対象。レベルは出来るだけ高みを目指しながらも、感受性の異なる一人ひとりの学生の感じ方を真摯に受け止める。
今日は今年度前期最後の講義。一年生がいなくなった教室にひとり残り仕事をしていると、昨年、一昨年の教え子たちが次々と立ち寄り、笑顔で近況を話してくれる。講義で好きだった香りのことも。
そんな彼らの笑顔は、香りを媒介に彼らと共に過ごした時間からの贈り物。
2012年9月23日日曜日
ボトルに秘められたエレガンス・モン ジャスミン ノワール ローエキスキーズ
先日コチラ にてご紹介のシリーズのうち、そのボトルに秘められたエレガンスの魅力について触れたいと思います。
Mon JASMIN NOIR L'EAU EXQUISE。
(モン ジャスミン ノワール ローエキスキーズ)

黄金のキャップの首もとには、柔らかに透ける黒リボン。
そよぐリボンが触れるのは、なだらかな曲線を描くデコルテ。
内側には…緑の光にきらめく花々の姿。
まるで優美な女性のデコルテラインそのものです。
ウエストのあたりに二回ほど香りを吹き付けてみると
確かに衣服の間から胸元へ
みずみずしい愛らしさを携えた、大人の洗練された印象が香ってきました。

女性の肩から胸元にかけてのライン。その優美な曲線を生かすのはそのひと自身の仕草や姿勢にもよりますが、この香りはまさしく見えないジュエリーのごとく肌に溶け込みます。重すぎず軽すぎない、洗練された余韻。
トップノートにポメロやフレッシュグリーンアーモンドが使われ
ミドルノートには二種類のジャスミンが使われているようですが
時間が経ってもみずみずしい印象は消えません。
いつまでも初心のトキメキを忘れずに、かつ熟考してふるまうことを大切に考えて過ごしたいならば、季節を問わずお守りのように共にいて欲しい香りです。
この作品に続く、秋の新作もきっと魅力的かと思います。
Mon JASMIN NOIR L'EAU EXQUISE。
(モン ジャスミン ノワール ローエキスキーズ)
黄金のキャップの首もとには、柔らかに透ける黒リボン。
そよぐリボンが触れるのは、なだらかな曲線を描くデコルテ。
内側には…緑の光にきらめく花々の姿。
まるで優美な女性のデコルテラインそのものです。
ウエストのあたりに二回ほど香りを吹き付けてみると
確かに衣服の間から胸元へ
みずみずしい愛らしさを携えた、大人の洗練された印象が香ってきました。
女性の肩から胸元にかけてのライン。その優美な曲線を生かすのはそのひと自身の仕草や姿勢にもよりますが、この香りはまさしく見えないジュエリーのごとく肌に溶け込みます。重すぎず軽すぎない、洗練された余韻。
トップノートにポメロやフレッシュグリーンアーモンドが使われ
ミドルノートには二種類のジャスミンが使われているようですが
時間が経ってもみずみずしい印象は消えません。
いつまでも初心のトキメキを忘れずに、かつ熟考してふるまうことを大切に考えて過ごしたいならば、季節を問わずお守りのように共にいて欲しい香りです。
この作品に続く、秋の新作もきっと魅力的かと思います。
2012年9月22日土曜日
"PARFUM" 163号(秋号)発刊
香りの専門誌 "PARFUM" 163号(秋号)発刊です。

表紙の画像は、
「オーキャッチ プリティキャット パープルブルー」のイメージヴィジュアル。
フレッシュフローラルの香調で、キラッと光る白い花が首もとを飾る猫の形のボトルです。
昨年末に創刊40周年号 を発刊した香りの専門誌"PARFUM"(季刊)。創刊160号(冬号)から春号、夏号、そして今月20日発刊の秋号に渡り、40周年アーカイブ記事でこれまでの"PARFUM"を振り返ってきました。
今号のアーカイブでは、パルファムが全面的に監修及び参加し協力(香水80点余り寄贈)させて頂いた、「国際香りの文化シンポジウム」(1998年 おおいた香りの森博物館)と「香りの世界展」(1999年 東京・池袋の古代オリエント博物館)の記事をご紹介。
そして秋の新作フレグランスのご紹介。"PARFUM INTERVIEW" では、ランコムとレディー・ガガの新作について。ランコムの新作「ラ ヴィ エ・ベル」(La vie est belle) の名称の意味は、「人生は美しい」。ピュアな天然香料、完璧なバランスとシンプルさ、力強さを目指して調香されたというこの香りのテーマは、微笑みの美しさ。レディー・ガガの新作については、漆黒の液体がスプレーするとクリアに、見えなくなるというその最新技術も話題になりました。
"CINEMA"では、フランス革命勃発の日からの数日間が描かれた最新作「マリー・アントワネットに別れを告げて」(12/15より公開)の魅力について編集長が寄稿。
秋分を迎えてますます秋らしく。香りを楽しんでいただきたいと思います。
表紙の画像は、
「オーキャッチ プリティキャット パープルブルー」のイメージヴィジュアル。
フレッシュフローラルの香調で、キラッと光る白い花が首もとを飾る猫の形のボトルです。
昨年末に創刊40周年号 を発刊した香りの専門誌"PARFUM"(季刊)。創刊160号(冬号)から春号、夏号、そして今月20日発刊の秋号に渡り、40周年アーカイブ記事でこれまでの"PARFUM"を振り返ってきました。
今号のアーカイブでは、パルファムが全面的に監修及び参加し協力(香水80点余り寄贈)させて頂いた、「国際香りの文化シンポジウム」(1998年 おおいた香りの森博物館)と「香りの世界展」(1999年 東京・池袋の古代オリエント博物館)の記事をご紹介。
そして秋の新作フレグランスのご紹介。"PARFUM INTERVIEW" では、ランコムとレディー・ガガの新作について。ランコムの新作「ラ ヴィ エ・ベル」(La vie est belle) の名称の意味は、「人生は美しい」。ピュアな天然香料、完璧なバランスとシンプルさ、力強さを目指して調香されたというこの香りのテーマは、微笑みの美しさ。レディー・ガガの新作については、漆黒の液体がスプレーするとクリアに、見えなくなるというその最新技術も話題になりました。
"CINEMA"では、フランス革命勃発の日からの数日間が描かれた最新作「マリー・アントワネットに別れを告げて」(12/15より公開)の魅力について編集長が寄稿。
秋分を迎えてますます秋らしく。香りを楽しんでいただきたいと思います。
2012年9月21日金曜日
「薔薇は美しく散る」・40年前の出逢い
今年はどうもマリー・アントワネットにちなんだ本や展覧会、映画の話をよく耳にする、と思っていたら、漫画「ベルサイユのばら」が連載開始から40周年とのこと。長いブロンドと切れ長の瞳が凛々しい男装の麗人、オスカル・フランソワの横顔が懐かしい。
本日ちょうど銀座で仕事があり、松屋に立ち寄ったので「ベルサイユのばら展」
を鑑賞。ほとんどが幅広い年齢層の女性。大盛況。
漫画の中の懐かしいカットが物語の流れに沿って大きく展示されていた。その絵は色がないほうが印象的であり、かつ絵そのものよりも、登場人物と空間の境である線の流れ、セリフの表現に目が注がれる。この表現は黒と白の漫画独特の表現。
かつて私はこの、モノクロの世界とセリフに魅かれたのだとわかった。
少女漫画の女性描写にありがちな丸く大きな瞳ではなく、鋭く切れ長の瞳。オスカルの言葉はことごとく厳しく、哲学的であり、この上もなく潔癖。完璧なまでの気高さである。このような物言いに私は強く魅かれたのだろう。
女性に生まれながらここまで自由な心で生きられた、短くも激しく華麗な彼女の生涯に薔薇の花のイメージが重なる。王妃とならぶ主役の薔薇。
なんとこの作品は、国内で宝塚~アニメーションとファンを増やしたばかりか、世界各国で翻訳され、舞台となったフランス本国の翻訳本もあった。原作者の池田理代子さんは2009年にフランス政府からレジオン・ドヌール勲章授与。世界にたいへんな影響力をもたらした「ベルサイユのばら」だが、当初少女漫画に歴史ものはタブー、との逆風があったらしい。池田さんの「マリー・アントワネットを描きたい」という情熱がこの物語を生んだと知る。
あくまでも線で描かれた世界に魅かれたため、私は宝塚のベルばら舞台を鑑賞したことはない。漫画の、イメージを拡げる力は計り知れない。フランスでも漫画は
"des mangas"で通じるほど固有の文化。
ところで、「バラ・ヴェルサイユ」と発音される1960年代発売の香水、"Bal à Versilles"があるが、この名前の意味は「ベルサイユでの舞踏会」。クラシックな華やかさとあたたかなぬくもりが魅力であり、外見の凛々しい麗人、オスカルのような人からこそ、フワリと香ってほしい。あくまでも線で描かれた彼女のイメージで。厳しさは優しさゆえ、と。
本日ちょうど銀座で仕事があり、松屋に立ち寄ったので「ベルサイユのばら展」
を鑑賞。ほとんどが幅広い年齢層の女性。大盛況。
漫画の中の懐かしいカットが物語の流れに沿って大きく展示されていた。その絵は色がないほうが印象的であり、かつ絵そのものよりも、登場人物と空間の境である線の流れ、セリフの表現に目が注がれる。この表現は黒と白の漫画独特の表現。
かつて私はこの、モノクロの世界とセリフに魅かれたのだとわかった。
少女漫画の女性描写にありがちな丸く大きな瞳ではなく、鋭く切れ長の瞳。オスカルの言葉はことごとく厳しく、哲学的であり、この上もなく潔癖。完璧なまでの気高さである。このような物言いに私は強く魅かれたのだろう。
女性に生まれながらここまで自由な心で生きられた、短くも激しく華麗な彼女の生涯に薔薇の花のイメージが重なる。王妃とならぶ主役の薔薇。
なんとこの作品は、国内で宝塚~アニメーションとファンを増やしたばかりか、世界各国で翻訳され、舞台となったフランス本国の翻訳本もあった。原作者の池田理代子さんは2009年にフランス政府からレジオン・ドヌール勲章授与。世界にたいへんな影響力をもたらした「ベルサイユのばら」だが、当初少女漫画に歴史ものはタブー、との逆風があったらしい。池田さんの「マリー・アントワネットを描きたい」という情熱がこの物語を生んだと知る。
あくまでも線で描かれた世界に魅かれたため、私は宝塚のベルばら舞台を鑑賞したことはない。漫画の、イメージを拡げる力は計り知れない。フランスでも漫画は
"des mangas"で通じるほど固有の文化。
ところで、「バラ・ヴェルサイユ」と発音される1960年代発売の香水、"Bal à Versilles"があるが、この名前の意味は「ベルサイユでの舞踏会」。クラシックな華やかさとあたたかなぬくもりが魅力であり、外見の凛々しい麗人、オスカルのような人からこそ、フワリと香ってほしい。あくまでも線で描かれた彼女のイメージで。厳しさは優しさゆえ、と。
2012年9月20日木曜日
"VOTRE BEAUTÉ "10月号・秋のエレガンスへのセルフケア特集
もうすぐ10月。"VOTRE BEAUTÉ"最新号の概要をチェック。
まず、表紙にも大きな文字で
"La jeunesse au bout des doigts"。
(指先で若さを)
とあります。記事のキャッチフォトには女性のフェイストリートメントでの指の動きが描かれています。自分の10本の指先をフルに皮膚の上でソフトに動かすことで、血行促進やむくみ解消に役立てることができることは私も10年以上の経験から実感。それをこのフランスの美容雑誌はどんなふうに説明しているのか、興味深いところ。
次にこのテーマ。
"Ces senteurs qui font du bien"
(良い結果をもたらす、香りというもの)
複雑で、ミステリアスな香りの魅力についてユニークな視点から語られているようです。人が匂いを嗅ごうとするとき、つい目を閉じてしまうこと、匂いが記憶に密接につながっていること…さまざまなクエスチョンに向かいながら心地よい匂いと幸せとの関係について書いてありそうで面白そう。
この雑誌、洋書を扱う書店はもちろん、飯田橋にあるフランス図書専門店の欧明社や渋谷パルコ地下の書店でよく見かけます。最近は、美容・ファッション誌の表紙を母国語でみるとあからさまで直接的なフレーズから萎えることが多く…外国語であればなんとなく受け入れられるというのは少数派かもしれませんが、普段自分とは違う言語を話す人たちの考え方というだけでも好奇心は高まります。
若さ、といえばまずは気持ちから。生きていれば悲しいことや辛いこともたくさん起きるものですが、子どものころから感じてきた嬉しいこと、愛おしいと思うこと、美しいと思うこと、そしてそう感じた気持ちを忘れない人はきっと多少シワがあっても若々しいはず。そんな自分を愛おしむ気持ちを自分の指にこめて正しいタッチでケアすれば…良い結果が出ないわけはないでしょう。
笑顔と優美な香りの似合う秋のためにも、読んでみたい一冊です。
まず、表紙にも大きな文字で
"La jeunesse au bout des doigts"。
(指先で若さを)
とあります。記事のキャッチフォトには女性のフェイストリートメントでの指の動きが描かれています。自分の10本の指先をフルに皮膚の上でソフトに動かすことで、血行促進やむくみ解消に役立てることができることは私も10年以上の経験から実感。それをこのフランスの美容雑誌はどんなふうに説明しているのか、興味深いところ。
次にこのテーマ。
"Ces senteurs qui font du bien"
(良い結果をもたらす、香りというもの)
複雑で、ミステリアスな香りの魅力についてユニークな視点から語られているようです。人が匂いを嗅ごうとするとき、つい目を閉じてしまうこと、匂いが記憶に密接につながっていること…さまざまなクエスチョンに向かいながら心地よい匂いと幸せとの関係について書いてありそうで面白そう。
この雑誌、洋書を扱う書店はもちろん、飯田橋にあるフランス図書専門店の欧明社や渋谷パルコ地下の書店でよく見かけます。最近は、美容・ファッション誌の表紙を母国語でみるとあからさまで直接的なフレーズから萎えることが多く…外国語であればなんとなく受け入れられるというのは少数派かもしれませんが、普段自分とは違う言語を話す人たちの考え方というだけでも好奇心は高まります。
若さ、といえばまずは気持ちから。生きていれば悲しいことや辛いこともたくさん起きるものですが、子どものころから感じてきた嬉しいこと、愛おしいと思うこと、美しいと思うこと、そしてそう感じた気持ちを忘れない人はきっと多少シワがあっても若々しいはず。そんな自分を愛おしむ気持ちを自分の指にこめて正しいタッチでケアすれば…良い結果が出ないわけはないでしょう。
笑顔と優美な香りの似合う秋のためにも、読んでみたい一冊です。
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