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2024年9月2日月曜日

国際香りと文化の会『VENUS』HP版へ寄稿・2024年秋号




国際香りと文化の会

会報誌『VENUS』HP版へ寄稿した

「藤袴の記憶が求めたフレグランス」

が、2024年秋号として掲載されました




画像1枚目:

国際香りと文化の会HP トップページ

スクリーンショット画像の一部




画像2枚目:

掲載記事PDF 1P目

スクリーンショット画像の一部



藤袴と出逢えた2年前の秋

「藤袴の香りから」


その記憶が導いたのは

翌年秋に発売されることになる

フレグランスとの出逢いでした


「五感に響く匂いの調べ・涼感から温もりへ導く藤袴の面影〜Mame Kurogouchi のEAU DE PARFUM」




……


古来より

人が愛した藤袴の香り

および

奥ゆかしく香るさまを

人が優雅と形容した思いに

共感します


同時に

自らの記憶が求める

愛すべきものの余韻が

香りを通じて

他者の記憶と重なるという

一期一会の大切さも感慨深く


そのような記憶とともに

この秋を迎えることを

嬉しく思います


藤袴については

今年5月に永眠された

中村祥二氏の文章も

参考文献として引用いたしました





…écrit par 《SAWAROMA》


2024年5月31日金曜日

2024年5月の香景・薔薇の花々と3つのフレグランス




生田緑地のばら苑訪問

外観はもちろん香りも多様

うっすらと漂う芳香には

優雅さと

清涼感と

可憐さと…


今月は

“ rose ”や”rosa “を名前に含む

フレグランス3本を纏いながら

新緑の時間を過ごした






ROSE DES VENTS (左)の

柔らかくデリケートな甘さの優雅さは

最初に感銘を受けたときと変わらず


Rose Mojito(中央)の

目のさめるような鮮やかな清涼感には

新鮮な花と緑と甘いカクテルの喜びを


ROSA GARDENIA (右)は

クリーミーなまろやかさが可憐な

初夏のクチナシと薔薇を彷彿とさせて


いずれも

試香紙で香りを聴くだけでは

強い特徴を感じさせるものの


素肌にのせて

初夏の装いにつつまれると

薔薇の花のようにうっすらと

上品に香るのが嬉しい



香りの纏い方は人それぞれ


私はこの時期

ウエスト部分や背中上部に

一拭きずつ

あるいは

スカートであれば

膝やくるぶしに纏い

ほんの1〜2枚の薄着で

軽やかに動くのが

心地良いと思う


薄い花びらに風を受けながら

静かに香る薔薇のように





…écrit par 《SAWAROMA》





2024年4月29日月曜日

2024年4月の香景・3本のフレグランスと ATLAS DES PARFUMS




昨年迄とは全く異なる新年度の始まり

行動の変化に感覚が研ぎ澄まされたのか

少しの刺激でより多くを感じられた


時の流れの感じ方

記憶の解釈

心が動く気配の予感

いずれもこれまでとはちがう



















春の柔らかな光のように

懐かしいぬくもりが

繊細な新鮮さと共にきらめく

PASSIFLORA COLOGNE

(写真右)

晴れた日によく纏った


どこか可憐な麗しさと

礼儀正しい優雅さを併せ持つ

すみれの香り

LA VIOLETTE 

(写真中央)

細やかに授業したい月曜日や

適度な緊張感を保つために

共に過ごした


青茶と呼ばれる烏龍茶の

複雑で深みのある香りが

初夏のそよ風のようにそっと漂う

Eau Parfumée au thé bleu

(写真左)

徒歩圏内にもかかわらず

未体験だったイタリアンバルを

訪れたいと思ったとき

良さを知りながらも

長らく手にしていなかった

この香りを選んだ



……そんな4月の初めのこと


ルイ・ヴィトンから

フレグランスの背景を探求する書籍

『ATLAS DES PARFUMS 』

(マスター・パフューマー 

ジャック・キャヴァリエ・

ベルトリュード監修)が発売され

フランス語版を入手した




















フレグランスの原材料となる

世界中の植物の

美しい写真や水彩画が満載


パフューマーの旅のメモに加え

世界各地を主産地とする

45種の芳香植物の詳細な解説文…


毎日仕事の合間に

フランス語の辞書を用いて

楽しく読み進めながら

香りを想像している




…écrit par 《SAWAROMA》