『ヨーロピアンモード2013』/文化学園服飾博物館で目に留まったドレス。
それは、かつてモノクロ映画でしか見たことがなかった
『ローマの休日』の冒頭で
アン王女(オードリー・ヘプバーン)が着用していたドレス。
白のドレスかと思っていたら
淡い穏やかなゴールド。
細かな刺繍模様。
デコルテにちりばめられた光沢が何であるかは
実物を見てのお楽しみ。
あのように優しく穏やかで気品のあるゴールド…
実は20年以上前に私が魅かれ愛用していたフレグランスの
香りのイメージにぴったりだった。
Roma Laura Biagiotti for womenローマ。
香りのイメージの力を感じる。
1988年発売のこの香りを
私は1991年に日本で知り
そのクラシカルで柔らかな品格に魅かれた。
歴史が創り上げた空気を背景に
穏やかに浴びる陽の光を想像しながら…
その年の秋は仕事でイタリアに行くことになった。
…追想していたところ、
その懐かしい香りの新しいヴァージョンが
今春デビューするとのニュース。
Laura Biagiotti Essenza di Roma, Essenza di Roma Uomoクラシカルなボトルのかたちはそのままで。
ちなみに
ローマという都市名は
「オオカミによって育てられたロムルスとレムスの双子の兄弟によって
建国されたという伝説から、ロムルスの名をとって付けられたと言われて
います。」
(『ローマ フィレンツェ ヴェネツィア イラストガイドブック 美しきイタリアの古都をめぐる旅』/アトリエビーナス著 /メイツ出版株式会社 より)
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