肌にのせると浮かび上がる
繊細な余韻。
フローラルと
ムスキーのノートが溶け合うと、
体温と一体となって
それぞれの表情を描き始めます。
Une rémanence délicate qui commence
à flotter quand c'est portée sur la peau.
Lorsque les notes florales et celles musquées
se fondent, ça fait plus qu'un avec la température
du corps et commence à dessiner
chaque propre expression.
こちら で試して
気に入ったという家人に贈り、
私自身も
その繊細な柔軟性を
日々の生活でも試したく、
纏う時間を持ちました。
これはまさに
肌にのせて体温で温めることで
真価を発揮する香りです。
ムエットの上からでは
かつて愛用した幾つかの香りに
似ている要素も少なからず
感じられていました。
しかし、やはり違うのです。
これほど上品に香る
ミモザの優しさは
初めての体験でしたし、
柔らかな余白を纏ったような錯覚から
未知の時間を想像させてくれる香りも
今ならではのような気がしました。
おそらくは
体温の変化という
人それぞれに異なる条件で
それぞれの香りの余韻を
描くことでしょう。
…écrit par 《SAWAROMA》
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