鮮やかな色、愛らしい形とともに
その独特な芳しい香りは
単なる甘味を越える素晴らしい美味しさを感じさせてくれます。
生でそのまま食べたり
お菓子の材料にされるほうが多いかもしれませんが
実はこの色、香り、酸味、甘味を上手に活かすと
肉や魚も美味しいメインディッシュになりますし
忘れられないコクと香りのお惣菜がつくれるのです。
このことを私は
フランスの家庭に滞在していた時期はもちろん
フランス料理をはじめとするヨーロッパの料理を体験して感じました。
さて、このような果物の魅力を
卓越した感覚を持って紹介されたのが
料理家、編集者としてご活躍のフルタヨウコさん。
ちょうど今週出版された本のことを
ご自身のWebサイトのコチラ でも紹介されています。
鮮やかなフルーツの外観の魅力を見事に生かした写真の数々は
フルタさんご本人によるもの。
やわらかな線で描かれ今にも香りが漂ってきそうな
波多野光さんのイラストとともに
この本はまず十分に視覚的な幸せを提供してくれます。
フルタさんのお料理を
パーティーやイベントのときに体験するたびに思います。
まずは視覚的な美しさ、面白さでひきつけられ
口にすると…そんな期待にみごとに応えてくれるのです。
まさに美観美香(味)。
大好きな林檎のページを
赤や黄色のリンゴたちとともに撮ってみました。
『ポークジンジャーのりんごソースかけ』。
美味しそうです。できれば紅玉がお勧めとか。
リンゴの酸味はお肉に爽やかな食感を与え
甘味は深いコクをしみこませてくれますね。
多少カタチが不揃いでも箱にいっぱいの果物を入手できたら
こんなに楽しい世界が待っています。
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