夏の香りを探しに・Salon de Parfum in summer

立夏まであと一週間。

季節の節目を感じさせる

ゴールデンウィークを目前に、

伊勢丹フレグランスの祭典「サロン ド パルファン」が夏に初開催（Fashionsnap）

のニュースを読み、

昨日訪問してみました。

本館一階特設コーナーのポスターです。

先ずは

鮮烈なジューシー感を期待させる

赤のボトル、ELLA K（エラケイ）の

新作『カメリア K』を試香。

ユニークな躍動感があります。

フレッシュなベルガモットや

ドラゴンフルーツのみずみずしさ、

ベースのトンカビーン、

バニラ調のトーンとのバランスは

きらめく季節を謳歌するにも

ピッタリなようです。

Maison Crivelli（メゾン クリヴェリ）

の新作、『Lys Sølaberg』

（リス ソラベルグ）は

フィヨルドの白夜の日に

出会ったリリーの花から

発想された香りとのこと。

どことなく

冷んやりと静謐な空気から

艶やかな百合の香りが漂う雰囲気が

感じられました。

特設会場以外のブランド新作

も試してみたくなり、

エルメス新作

『UN JARDIN À CYTHÈRE 』を。

トップノートの第一印象では

太陽きらめく地中海の空気でしたが

次第に初めて体験する優雅な余韻を

楽しめました。繊細な抽象性が

程よい立体感で上品に香ります。

その他も魅力的な香りを幾つか

試し、時間経過後を確認するために

ムエットを持ち帰りました。

いずれも夏を謳歌したい気分を

高めてくれそうなものばかり。

春から続いた緊張を解きほぐし、

次の時間へ向かうエネルギーのために

新しい香りを味方にできそうです。

…écrit par 《SAWAROMA》

軽やかな洗い心地と香り・Dr.ハウシュカのクレンジングバーム

「私」を傷つけず

余計なものだけを

洗い流せる幸せに感謝。

キー成分は

バルト海に面するリューゲン島で

自然と7000万年もの膨大な年月が

育んだ粒子の細かい白い石灰岩。

そして

アプリコットオイルや

ヨーロッパシラカバ葉エキス、

カレンデュラなどの

濃密なボタニカルオイルやエキス。

メイクや毛穴の黒ずみも

すっきり落とす

ミネラルクレンジングバーム。

優しく軽やかな感触が印象的です。

Dr.ハウシュカ「クレンジングバーム」

バーム，という名から

やや重めの感触を想像しましたが

実際に皮膚にのせて

水になじませると

さらりとミルク状に変わり

軽やかな洗い心地で驚きました。

皮膚に広げたときに

程良く清潔感のある香りも

春先の敏感な嗅覚に

優しくナチュラル。

「Dr.ハウシュカ」の

調香師デザインによる

ミモザやスイセン，

アイリスの根などによる

春をイメージした香りだそうです。

4月はなにかといそがしく

夜はぐったりしてしまう日もあります。

この新しいクレンジングバームで

疲れも洗い流したいと思います。

 …écrit par 《SAWAROMA》

開花する植物のしなやかさ香る・ OSAJI 初のEAU DE PARFUM 3種

OSAJI 初EAU DE PARFUM デビュー。

“開花する本能” をコンセプトとした

“Wild Rose” Collection 全3種、

No.5、No.18、No.9 。

ボトルの佇まいに惹かれて

発売日3月31日、リアルに拝見。

まずはエクスペリエンス セットで

香りを試してみようと思いました。

3種の香りを試すことができた

エクスペリアンスセット。

アーティストYuki MIKAMIさん

を起用した限定パッケージは

既に完売のようですが、

通常パッケージでは

追って発売されるようです。

ゆっくりと数日に渡り

香りを試しました。

数字には特に

意味は含まれていないそうですが

私はなぜか奇数に惹かれます。

そして

桜を眺めていた今週は

No.9の

「逃れられない余韻」に

時折浸っています。

薔薇の季節に

もう一度

改めて試してみるつもりです。

薔薇がテーマではありますが

開花する植物のしなやかさが

抽象的に感じられる香りです。

5月の感じ方も楽しみです。

 …écrit par 《SAWAROMA》