昨秋新たなブランドデザインで
日本デビューを飾った
CARON から2月末、新作オードトワレが発売されると知り、
いち早く春を感じられる香りに
出会うのを楽しみにしていました。
このところ、
在宅時間が長くなったこともあり、
毎朝まとうオードトワレの香りに
随分助けられてきたと思います。
1日の始まりには先ず、
その日の自分自身のために
軽やかなオードトワレを香らせることが
習慣になっていました。
CARONの新オードトワレのテーマは
“デリシャス&フレッシュ“ 。
まさに、1日の始まりを楽しくして
くれそうな響きです。
3種の香りの名前を
日本語に直訳すると、
「幸せのスズラン」、
「ロカイユ(石庭)の水」、
「シャキシャキとしたローズ」。
春から夏への眩しい風景を想像します。
伊勢丹での2月23日(水曜日・祝)から
の先行発売日、早速うかがいました。
先ずは、
「ミュゲ・ド・ボンヌール」。
(写真は30mL/50mLのボトル)
1952年に同ブランドから発売された作品と
同名ではありますが、全く異なるモダンな
フルーティー・フローラル・シプレ調。
美味しそうな甘い梨の香りを
シダーやモス等のベースと共に
スズランの透明感に合わせて
明るい笑顔を導く香りに仕上げたとのこと。
確かに第一印象では
既視感のあるスズランの気配は無く、
弾けるフルーティーフローラルが前面に。
時間をかけてゆっくりと、
スズランに秘められた優雅さが
エアリーに伝わってきました。
「オー・ド・ロカイユ」。
(写真は100mLボトル)
既存のオードパルファン、
「フルール・ド・ロカイユ」を
彷彿とさせつつも、
キリリと香るフローラル・シトラス。
マンダリンの爽やかさが
センシュアルなガーデニアをきらめかせ、
クラシカルなパリ・シックを
余韻に残します。
「ローズ・クラコントゥ」。
(写真は100mLボトル)
シャキシャキみずみずしい
キューカンバー(胡瓜)アコードを
優雅なローズに合わせた、とのこと。
メロンのような甘い瓜感も楽しく、
複雑な薔薇の香りの中の陽気な一面が
見事に引き出されています。
ナチュラルな親しみやすさを
演出できそうな香りです。
いずれも、
春から初夏の気分を
明るくさせてくれるはず。
2022年の春こそは
笑顔が増えますように。
(参考情報)
オードトワレは30mL(¥16500)/
50mL(¥23100)/100mL(¥29700)、
レフィル100mL(¥20350)。
伊勢丹新宿本店一階では
2月23日より常設、
阪急うめだ本店2階では
3月9〜18日販売です。
…écrit par 《SAWAROMA》