2016年9月30日金曜日

パフューマー、Timothy Han と旅



パフューマー、Timothy Han と
ラゲージシステム、Bugaboo Boxer。


Wallpaper & Bugaboo moving story
Perfumer and frequent flyer Timothy Han rolls with the new Bugaboo Boxer
http://www.wallpaper.com/w-bespoke/wallpaper-bugaboo-moving-story#170555

Wallpaper の記事で知った。

カナダ出身、ロンドンとパリで学び、ジョン ガリアーノのアトリエで仕事の後パフューマーとして2014年ブランドを立ち上げたHan。最初の香りの名前は
She Came To Stay。
シモーヌ ド ボーヴォワールの小説名でもある。

旅の魅力は匂いとの出会い、
と語るHan。
私もそう思う。

自由な旅を可能にするBugaboo Boxer。
自由な旅は匂いの散策であり
パフューマーにとって発想の源泉。
Hanについて、その香りについて知りたくなる。




2016年9月28日水曜日

L’odeur des oliviers odorants ・表参道にて



À Omote- Sando,
j’ai senti l’odeur des oliviers odorants (osmanthus fragrans). 
表参道にて、金木犀の香り。



Mon préféré,
Island vintage coffee(アイランド ヴィンテージ コーヒー).
http://www.islandvintagecoffee.co.jp
J’aime le café et sandwich pour le déjeuner.




お気に入り、アイラインド ヴィンテージ コーヒー(表参道店)にて。
こちらのサンドイッチとコーヒーをランチでいただくのが好きです。


J'ai visité ce magasin pour nouvelles découvertes.
何か面白いものはないかと立ち寄ったお店。
Assist On (アシスト オン)
http://www.assiston.co.jp




Le retour du travail. Du haut du pont à Omote-Sando. 
仕事の帰り。表参道、歩道橋より。

 
今週末からは10月。
On est octobre , depuis ce week-end prochain.

…écrit par 《SAWAROMA》à Tokyo.





2016年9月25日日曜日

『ローズ+αで創る季節の香り』Vol.2 〜L'arôme exotique 〜レポート





9月24日午後。
南青山のIt's so easy http://store.itssoeasy.jp  にて
『ローズ+αで創る季節の香り』/ 
《Les parfums de la saison par Rose Otto + α' 》Vol.2


が開催されました。私は
参加いただいたみなさまの香り作りをナビゲートいたしました。
楽しんでいただけたようでなによりです。
ありがとうございました。





2回目の香りのテーマは、秋に向けてのエキゾティックブレンド。
ローズオットーと2種類の精油(フランキンセンスとイランイラン)から
10名個々の好みに合った香りがつくられました。
3種類の異なる香料から感じられるそれぞれのイメージをメモし、
ある一つの香りのイメージを描きます。
感覚の選択…その連続が新たに秋の香りを導きました。

Le deuxième olfactive est l'arôme exotique pour l'automne .
Par rose otto et  deux sortes de l'huile essentiales
(frankincense et ylang ylang ),
10 sortes de parfum personnalisé ont été créés.
On note le chaque image de l’odeur des 3 différents types de matériel,
ensiite dessine une image du parfum.
La sélection des sens.…sa séquence a fait un nouveau parfum d'automne.



…écrit par 《SAWAROMA》à Tokyo.

2016年9月22日木曜日

『PARFUM』No.179(秋号)発刊


今日は秋分の日。


香りの専門誌 『PARFUM』最新号(秋号179号)。
『PARFUM 』は、香粧品文化の情報誌です。
http://www.parfum-specialist.com/
編集長は、香水評論家の平田幸子氏。
174号から、電子本も発行。

La dernière édition de《PARFUM》(Numéro 179).
C'est le magazine d'information sur le culture des produits parfumés.
La rédactrice en chef est Madame Sachiko HIRATA qui est critique de parfum.
À partir de N°174, son E-book a été publié aussi.

This is the latest issue (No.179) of《PARFUM》,
the magazine specializing in perfumes,cosmetic culture.
The editor in Chief is Ms.Sachiko HIRATA, perfume critic.
Since No. 174 , E-book is published too. 



特集
『新リュクス体験』
では、7つの新しい香水が紹介されています。

Numéro spécial sur
《Une nouvelle expérience de luxe》
introduit sept nouveaux parfums.

Special issue on
《A new luxury experience》
introduces seven new perfumes.

CHANEL N°5 L'EAU
Van Cleef & Arpels So First
AQUA SAVON Nordic Soap
MIRACLE Blossom EAU DE PARFUM
BVLGARI ROSE GOLDEA
DAHLIA DIVIN Le Nectar de Parfum
Aspres PURPLE WATER


『香り立つ女優』には ヴィヴィアン・リー の写真。
映画『哀愁』(1940) を再び観たくなりました。

『芸術と香水』115では、
国立新美術館で12/12まで開催中の『ダリ展』
が紹介されています。


Dans la page « Actrice parfumé »,
Il y a une photo de Vivien Leigh . 
Ça m'a fait revoir le film 《Waterloo Bridge》(1940).

《L’art et le parfum》115 présente 
《l’exposion de Salvator Dalí》  
qui sera se tenu jusqu’au 12/12 
 au Centre National D'art Tokyo


On the page  «Actress perfumed»,
there is a photo of Vivien Leigh . 
It made me see the movie 《Waterloo Bridge》 (1940).

《L'art and the parfum》115 introduces
 《l' exhibition of Salvator Dalí》
 which will be held until 12/12
at The National Art Centre Tokyo .


…written by 《SAWAROMA 》at Tokyo.


2016年9月21日水曜日

柔らかな風・ROSE DES VENTS / LES PARFUMS LOUIS VUITTON



Porter le parfum , c’est comme aller en voyage à mon avis.
私にとって香水を身に付けることは、旅に出かけるようなもの。

De la mémoire ? Imagination ? Connu ou Inconnu pour moi? 
Différents paysages se reflète dans la tête. 
Et puis nouvelles possibilités peuvent être vu de l’intérieur.
記憶?想像?既知なのか未知なのか?様々な風景が頭の中に映る。
そして、自分の中から新しい可能性が見える。

Les parfums Louis Vuitton, 
c'est une collection de sept émotion olfactives.
パルファム ルイ・ヴィトン、それは7つのエモーショナルな匂い。

D'abord, j'ai essayé 《ROSE DES VENTS》.
La première impression de la douceur.
C'est l’odeur de la fleur transporté par des vents exotiques divers.
まず『ローズ デ ヴァン』を試した。
第一印象は柔らかさ。
様々な異国の風に運ばれてくる花の香り。





4年前、ルイ・ヴィトンから新たに香りがつくられるという
ニュースを知りずっと楽しみにしていた。
旅というテーマで人生の喜びを提供してきたブランドゆえに。

調香師ジャック・キャヴァリエは世界中を旅したという。
彼はプロモーション映像の中で次のように語る。

"J'ai fait un voyage émotionnel.
Puis j'ai mis les émotions dans un flacon."
「私はエモーショナルな旅をした。そして
旅の中で感じたものをフラコン(香水瓶)の中に詰めた。」

ローズ デ ヴァン。直訳は風のローズ。
風が複数形になっているところが素晴らしい。
様々な向きと強さで流れてくる風の片鱗を感じられるのもこの香りの魅力。
それは異国の植物、街、人、持ち物…。
その中に確かに存在するあの紛れもなく優雅な花。
確かに風が運ぶ匂いのように優しく幻想的でもある。

…écrit par 《SAWAROMA》à Tokyo.


Informations de référence/参考情報

Les parfums Louis Vuitton/ NEWS LOUISVUITTON  (en français)
http://fr.louisvuitton.com/fra-fr/articles/les-parfums-louis-vuitton

LES PARFUMS LOUIS VUITTON : 待望の新作フレグランスが登場 (日本語表記)


2016年9月19日月曜日

Guerlain Les Quatres Saisons・季節の香りが詩的に表現された限定ボトル



ゲランから四季コレクションの最新ヴァージョンが
限定発売されるとのニュース。
Fragrantica9/18の記事より。

それぞれの季節が
バカラのボトルヴィジュアルに表現。
詩的です。

秋の香りはパウダリーフローラルにウッディアロマ…
ちょうど私がイメージしていた
これからの香りのタイプの一つでもあります。

4種それぞれ、500mlボトルが
21本ずつしか作られないとのこと。
まさに美術品です。

ボトルの素晴らしさに目を奪われ
Fragrantica 9/18の記事より
秋ボトルの部分を中心にスクリーンショットを紹介。
上には夏ボトルの底面、下には冬ボトルのキャップ。

こんなヴィジュアルを眺めながら
季節の香りをイメージした装いを考えるのも楽しいものです。
明日は深い色を着てみたくなりました。





詳しくは英文記事のこちらを。
For more information click here English articles.

Guerlain Les Quatres Saisons/Fragrantica

09/18/16 by: Sanja Pekic

http://www.fragrantica.com/news/Guerlain-Les-Quatres-Saisons-8508.html




…introduced  by 《SAWAROMA》at Tokyo.











2016年9月18日日曜日

富山もよう展 in Tokyo / Design exhibition of "Toyama's pattern" in Tokyo



「富山もよう展 in Tokyo」
- 富山を誰かに贈るとしたら、こんなもようで包んでみたい -
http://case1823.blogspot.jp
会場:CASE GALLERY
(東京都渋谷区元代々木町55-6
小田急線 代々木八幡駅より徒歩8分)
日時:2016年09月17日(土) - 10月2日(日)
11:00~18:00
月曜定休(祝日の場合火曜休)
入場料:無料

Design exhibition of "Toyama's pattern(Toyama MOYOU)" in Tokyo
ーIf I give something of "Toyama" to someone ,
 I'd like to wrap it in such a pattern like this. ー
At CASE GALLERY
( Motoyoyigityo 55-6 Shibuyaku Tokyo,
8 minutes walk from Yoyogihatiman Station of Odakyu line)
From September 17 to October 2, 2016 , 11:00 a.m.-18:00.
Closed on Monday or Tuesday if Monday is a holiday.
Admission is free of charge.




富山の宝物がテキスタイルデザインで表現されました。
手がけたのはテキスタイルデザイナーの鈴木マサルさん。
2014年8月の北日本新聞130周年ラッピングがきっかけで始まった
「富山もようプロジェクト」。
デザインモチーフとなったのは
立山連峰、シロエビ、水、ガラスアート、五箇山合掌造り、
海鮮、そして雷鳥。

Treasures of the Toyama were expressed in textile design
by Mr.Masaru Suzuki, textile designer.
Kitanippon newspaper's 130 anniversary wrapping in August 2014
started "Toyama's pattern design project ".
Design motifs are Tateyama Mountain Range, white shrimp, water, 
glass art, Gokayama Gassho mountain, seafood, and Thunderbird. 





鈴木マサルさんの著書も最近発売されています。
A new book by Masaru Suzuki was published.


スパイラルhttp://www.spiral.co.jp にて撮影
This photo was taken at Spiral http://www.spiral.co.jp



展覧会のトークイベント&パーティー
「地域×テキスタイルデザインから生まれる未来」が
代々木上原のhako gallery
9月30日(18:30 open 19:00 start)開催されます。
もちろん鈴木マサルさんもトークゲストのお1人。
予約はこちらまで。
http://peatix.com/event/200478

初日の17日。CASE GALLERYの三角屋根のもとにライトアップされた展示空間を撮影するため、夕方クローズギリギリのタイミングで駆けつけました。なんだか不思議な、それでいてあたたかな雰囲気の空間。富山もようが映えています。多くの人達…山手通り沿いの道行く人たちにも立ち寄ってもらいたいものです。

参考情報/Reference information

富山もよう展/ Design exhibition of "Toyama's pattern"



…written by 《SAWAROMA》at Tokyo.

2016年9月17日土曜日

ハマナスを味わう・Blend - Hamanasu



ハマナスはバラの仲間。
その花は芳しく
食用できる実(ローズヒップ)はビタミンCを豊富に含んでいます。

Rosa rugosa (en japonais  "Hamansu" ) est une espèce de rosier .
Les fleurs sont agréablement parfumées, et ses cynorrhodons comestibles 
sont très riches en vitamine C.


C'est une tisane à Hamanasu.
ハマナスハーブティー。



ハマナスの花と実が入ったグラノーラ。 
Le granola avec Hermanus fleurs et fruits.

It's so easy  × AHIYA GRANOLA  × Shirakaba lab


東京、目黒の天空庭園で元気なハマナスの実に出会ったのは8月の終わり頃。
それから半月後、南青山のIt's so easy  さんで、ハマナスのティーとグラノーラに出会いました。

ハマナスの花は乾燥した状態では濃い色合いですが、シラカバラボさんのハーブティーバッグにお湯を注ぐと素晴らしく淡いピンク色に変わります。オーデコロンミントのグリーンに映えていました。上品な酸味とデリケートなフローラルアロマ。身体の中がぐるぐる動き出すような、浄化されるような感覚に浸りました。
芦屋グラノーラさんのメープルシロップの香りあふれるグラノーラにはクランベリーとハマナスの花と実。優しい甘さと爽やかな酸味はちょっとしたひと休みにも最適です。


…ècrit par 《SAWAROMA》à Tokyo.


2016年9月14日水曜日

フランスの伝統色から探す夏緑・2016




2016年夏の緑。フランスの伝統色から探す。
Les verts dans l'été 2016. 
Je les ai recherché dans les couleurs traditionnelles de la France. 


8月、長野産トウモロコシ。
Maïs récolté à Nagano en aôut.
Vert prairie, tilleul,  et jaune paille.


8月、金沢、湯涌荒屋町にて。
À Yuwakuarayatyou  Kanazawa, en août.
Vert paon,   vert pastille,  vert d'eau, et  salade.



そしてこちらは初秋の淡い緑。
9月、キウイフルーツと梨のジュース。
Et voici le vert pâle au début automne.
Jus de kiwi et poire en septembre.
Ecume et vert jaune.


参考情報/Informations de référence

フランスの伝統色337  / Couleurs traditionnelles de la France 337
http://htmlcss.jp/color/france.html

「フランスの伝統色から探す夏緑」
http://sawaroma.blogspot.jp/2015/08/blog-post.html


…ècrit par 《SAWAROMA 》.





水墨装画/あをやまめぐみ・ Illustrations de mode en lavis par Megumi Aoyama


Exposition des illustrations de mode en lavis (Suiboku-Ga ) 
par Megumi Aoyama . Son thème est la fusion de Kimono et vêtements. 
6 mannequins d'un sixième conçu par Isao Yajima sont exposés aussi. 
Ils portent chaque vêtements dessinés sur des illustrations .

Du 7 septembre au 2 octobre
À cocottecafe (Tsukudotyo 3-12,Shinjyuku-ku). http://cocottecafe.net   
De 13 heures à 19 heures (mercredi, jeudi, vendredi)
De 13 heures à 18 heures (samedi,dimanche)

La carte postale d'informations
展覧会案内はがきより

あをやまめぐみさんによる
水墨装画(水墨画によるファッションドローイング)の展覧会。
テーマはキモノ(和服)と洋服の融合です。
矢島功氏が考案した1/6マネキンも6体、
イラストに描かれた服を着た状態で展示されています。





文化学園大学 現代文化学部 国際ファッション学科で私が『ファッションとアロマ』講師を務めていたころ(2005~2013年度)、当時こちらの准教授(モードデッサン専攻)のあをやまめぐみ先生にはいつも貴重なアドバイスをいただいていました。今回ご案内いただいた先生の展示では、まず水墨画による、さまざまな背景、シチュエーションの中の服装が非常に印象的でした。動きとともに、和洋に関係なく人の身体に馴染む形の可能性を感じさせてくれます。これらをじっくり鑑賞してから1/6マネキンで服を立体的にみると色と布地の質感も加わり、一層リアルに想像できます。

水墨画のほうはご案内いただいたおはがきの一面から上に1カットご紹介。
服飾専攻の学生さんはもちろん、装いに興味のある方々にはぜひ本物を
遠くから近くから眺めていただきたいものです。

展覧会案内はがきより

9/7から10/2まで
ココットカフェにて
新宿区津久戸町3-12
(JR飯田橋駅東口改札を出て左、歩道橋を渡らずに道なりに横断歩道を渡り、左手にタリーズカフェを見上げながら道なりに坂を登り、津久戸小学校、熊谷組を通過して間もなく見つかります。)
営業時間 13-19時(土日は18時迄)、月曜火曜定休。


…écrit par 《SAWAROMA》à Tokyo.



2016年9月11日日曜日

Royal Princess Oud/CREED et Equinox Bloom/PENHALIGON'S



CREED qui est fondée en 1760 , et PENHALIGON'S fondée en 1870 .
Ces marques de parfum sont aimés par la famille royale britannique 
et ont gagné la confiance.
Plus tôt ce mois-ci, au Japon, la dernière parfum de chacune de ces 2 marques vient de sortir.

創業1760年のクリード、1870年のペンハリガン。
ともに英国王室に愛され信頼を獲得した香水ブランド。
今月日本では、これらの最新作が発売されたばかりである。


Royal Princess Oud, son image est la petite robe rouge.
ロイヤル プリンセス ウード。イメージはリトルレッドドレス。


CREED/ Site officiel/(en français)
http://www.creed.eu/fr/

クリード/カフェデパルファム(日本語)
http://cafedesparfums.jp/brand/CREED/
http://cafedesparfums.jp/brand/CREED/CRE-078-0750.html


Equinox Bloom , son image de la scène est la partie de thé après-midi.
エキノックス ブルーム。イメージシーンはアフタヌーンティーパーティー。


PENHALIGON'S / Site officiel/(in English)
http://www.penhaligons.com
http://www.penhaligons.com/equinox-bloom-eau-de-parfum/

ペンハリガン/ 公式ウェブサイト(日本語)
http://www.penhaligons.jp
ペンハリガン/ カフェデパルファム(日本語)
http://cafedesparfums.jp/brand/PENHALIGONS/PEN-146-041505A.html


256年の歴史をもつクリード。そのクラシカルなボトルの形は、正装した人の上半身を想像させる。調べてみるとこのブランドの前身は、紳士服や婦人服のテーラリングであった。赤いドレスに象徴される華やかな装いにチャレンジしたい、そしていつも心の中に深い情熱を秘めている女性は是非お試しを。
ペンハリガンの前身は理髪店。こちらは正統な身嗜み、グルーミングを想起させる香りのラインナップ。今回の新作はブランド初のグルマンノート。香り高い花々に囲まれて美味しいお茶とお菓子…まさに幸せな時間のイメージの一つといえる。エキノックスとは春分または秋分。季節が彩りを伴って変わるとき、その恵みをしみじみ感じたいものだと改めておもう。


情報提供
ブルーベル・ジャパン株式会社
化粧品・香水事業本部
カフェデパルファム http://cafedesparfums.jp



2016年9月10日土曜日

新刊『大人の「ローマ散歩」』から香水《ROMA /Laura Biagiotti》への回想



Tous les chemins mènent à Rome.
Oui, c'est vrai. J'aime le parfum, le cinema, l'architecture,…et 
ils me conduisaient à l’intérêt pour Rome.

すべての道はローマに通ず。
まさにそう思う。私が好きな香水、映画、建築…
それらはローマに対する関心へと導いてくれたのだから。

知人の内野正樹さんは、建築および映画・思想・文学・芸術などのジャンルで編集・執筆・写真撮影を行い、様々な試みにチャレンジされている。
昨年春には著書『パリ建築散歩』↓(in an article of SAWAROMA )  を紹介された。

そして先月末には、次なる著書
大人の「ローマ散歩」』/大和書房
が発刊。


臨場感あふれるカットの写真は何度眺めていても飽きない。
スタンダールが感動のあまり涙したというコロッセオ、
聖なる静謐さを醸し出すパンテオン、
500もの噴水がある世界遺産、ヴィラ・デステ。
緑と空との絶妙なる調和が、時を超えて人が愛する形を教えてくれるような建築物、庭園、美術作品の数々…。歴史・文学・映画に絡めたコラムも興味深い。

Rome ne s'est pas faite en un jour.
(まさに)ローマは1日にして成らず。

『ヨーロピアンモード』〜『ローマの休日』〜『ROMA /Laura Biagiotti』


の中でも触れたが
初めてイタリアに取材に出かける機会を得た時に愛用していたのが、ラウラ・ビアジョッティの香水《ROMA》。この淡い大理石のオレンジがかったベージュのパッケージや、建築を彷彿とさせるボトルヴィジュアルとともに、あの独特な複雑さと柔らかさを併せ持つ香りは今も憶えている。


ROMA / LAURA BIAGIOTTI ウェブページ(イタリア語、英語表記あり)

数年前ウィーンの空港にて免税店に立ち寄った際、この香水の大きなボトルを見かけた。懐かしさとともに、ヨーロッパで愛されている香りの一つになったのかとあたたかな気持ちで満たされた。

イタリアの首都、ローマ。今日の文化を語る際、この場所で起きたこと、生まれたことを抜きでは語れない。今年2016年は日本イタリア国交150周年でもある。


参考情報
ラウラ・ビアジョッティについて・About Laura Boagiotti / Fashionsnap.com
http://www.fashionsnap.com/dictionary/laura-biagiotti/


…東京にて、《SAWAROMA》より。

2016年9月6日火曜日

3 façades des magasins ・ファサードは語る


Cet été, 3 façades étaient impressionnantes pour moi.
この夏、印象的だった3つのファサード。



メルボルン生まれの化粧品ブランド。
ビジュアルメッセージの統一感。


   
   Boutique de parfum《Marisol》à Shibiya
  創業50年以上でしょうか。道玄坂 百軒店商店街、香水マリソル。



Penguin pastry à côté du petit fleuriste
sur la rue commerçante de Goutokuji

季節の果実はこちらで素敵なお菓子に生まれ変わっています。
豪徳寺商店街にて、ペンギンペストリー。


…par 《SAWAROMA 》

PAPER GARDEN at Spiral Garden 〜 色を形に、光を影に



紙の存在は、色を定着させ、光から影を作る。
The presence of the paper realizes retention of colors, and makes shadow from light.


PAPER GARDEN 

atelier oï and SPREAD




期間:2016.9.1-11
会場:スパイラルガーデン



September 1-11,2016 11:00—20:00 
Venue: Spiral Garden (Spiral 1F) 

recommended by 《SAWAROMA》at Tokyo.


2016年9月3日土曜日

『ローズ+αで創る季節の香り』Vol.2 / 《Les parfums de la saison par Rose Otto + α' 》



C'est la création personnalisée par rose otto 
et une ou deux sortes de l'huiles essentiales.
Le deuxième olfactive est le mélange exotique pour l'automne .
C'est moi qui dirigera les participants , pour leurs créations de parfum .

…écrit par 《SAWAROMA》à Tokyo.


『ローズ+αで創る季節の香り』
~Vol2.エキゾティックブレンドで深まる秋の香りを~

ワークショップのご案内です。
第一回目同様、ナビゲーターとして平野佐和がご一緒いたします。
今回の『パレチカ』ローズには、2013年産ダマスクローズ精油をセレクト。さらに、合わせ方次第で華やかさや神秘性をプラスできる香料をご紹介いたします。


『パレチカ』についてはこちらから↓(en français, en anglais)
http://sawaroma.blogspot.jp/2015/12/un-signet-perfume-2palechka-rose-otto.html


   Photo by Haruka Watarai   http://watarai-haruka.com

◾︎内容
多面的で芳醇なバラの香りは、合わせる香りによって様々な魅力を感じさせてくれます。ブルガリア産ダマスクローズの天然精油にもう1種類、あるいは2種類の天然香料をブレンドし、その季節ごとのイメージに合わせお好みの香り(ナチュラルルームフレグランス)を創るワークショップを開催いたします。 
第2 回目は、深まる秋を華やかに、神秘的に楽しむための「エキゾティックブレンド」。第1回が好評でしたので、第2回は2部制にして募集枠も5名から10名へ増枠しました。

☆9月4日現在、第1部、第2部共に満席となりました。
お申し込みいただいた皆様、ご興味をお持ちくださった皆様へ
心より御礼を申し上げます。

◾︎日時
9月24日土曜日 
(第1部)13:00-15:00
12:45~受付
13:00~香調についてのお話とワークショップ
14:30~ティータイム
15:00 終了 
(第2部)16:00〜18:00

■場所: It’s so easy(イッツソーイージー)
http://store.itssoeasy.jp

【住所】東京都港区南青山5-3-10 FROM-1st. 1F
※地下鉄表参道駅A5出口より徒歩4分

■参加費: お一人様 ¥2,500(当日現金にてお支払いください)
※調香材料となる3種の希釈香料(ローズオットー希釈含む)
スプレーボトルとオリジナル調香用スプレーボトル実費を含みます。これらは全てお持ち帰り頂けます。 

■申し込み方法: 
ご予約が必要です。メールまたはお電話にてお申し込みください。また定員になり次第締め切りとさせていただきます。
It’s so easy(イッツソーイージー)
【メール】 store@itssoeasy.jp
【TEL】03-3400-0340
※メールでのお申込の際には(お名前・ご連絡先・参加人数、参加ご希望回)をご連絡ください。折り返しご予約承りの確認メールをお送りし、予約完了とさせていただきます。
(確認メールが届かない場合は予約は完了しておりませんのでご注意くださいませ。)
 ■定員: 10様(第1部:5名 / 第2部:5名)


すでに『パレチカ』および『It's so easy』のFacebookページ、Instagram では8月26日からご案内が始まり、3日後には第2部は満席、そして10日後の9月4日に第1部も満席となりました。
当日は皆様に楽しんでいただけるよう努めたいと思います。




2016年9月2日金曜日

カプリ島の光を想像・Via camerelle / Carthusia



『ヴィア カメレーレ』、それは
カプリ島にある通りの名前であり
同時に、カプリ島の香水ブランド『カルトゥージア』の香水名です。

さわやかなシトラスとハーブの清涼感。
ピリッとした魅力から上品なフローラルへ。
からりと晴れた空のもと、吹き抜ける海風を想像しました。
ゆったりと時間が流れる心地良さを感じられそうです。


《Via camerelle》, c'est à la fois le nom de la rue sur l’île de Capri ,
et le nom du parfum de 《Carthusia》qui est la parfumerie à Capri.

Doux sentiment de crisp agrume et herbes. 
Partir du piquant à un chic floral.
J’imagine la brise de mer sous le ciel sans nuages. 
Le Temps tranquillement agréable qu'on se sentira bien.

Carthusia (en Italie)

カルトゥージア公式サイト(日本語)
http://www.carthusia.wandp.co.jp


Via camerelle Carthusia for woman /Fragrantica
http://www.fragrantica.com/perfume/Carthusia/Via-Camerelle-4029.html



遡ること今年の4月、軽やかな白い麻のジャケットに出逢いました。
腕を通したときに感じたイメージは地中海の光。
以来、カプリを想像させる香りに幾つか出逢い、
先月は懐かしい恩師の先生によるこの最新刊を入手。


地中海の光に輝く 南イタリア イラストガイドブック  世界遺産の街をめぐる旅/メイツ出版
http://www.mates-publishing.co.jp/?p=20976



その54ページには Capri の文字。
そして…61ページにはカプリ島にある世界で1番小さな香水製造所として《Carthusia》が紹介されていました。行ってみたい、と思っていたら…意外な場所で《Via camerelle》を発見。それは、特に目的もなくぶらぶらと散歩していたときのこと。不意に立ち寄ったアートスペースにて。
いつか不意にカプリを訪れる日が来ますように。


参考記事
再掲「ボーボリ庭園とMon JASMIN NOIR L'EAU EXQUISE」/ 2013,1,29
http://sawaroma.blogspot.jp/2016/08/2013129.html


…écrit par 《SAWAROMA》à Tokyo.




2016年9月1日木曜日

カカオストアにて・How profound cacao's world is !




Last Sunday evening, I took a leisurely walk from Shibuya to Tomigaya. Near to Yoyogi-Koen station (or Yoyogi-Hachiman station),  I found 《CACAO STORE》. I didn't know ……how profound cacao's world this store shows me is !

今週日曜の夕方、渋谷から富ヶ谷までのんびりと散歩。もうすぐ代々木公園駅(または代々木八幡駅)というところで、カカオストア(CACAO STORE) を発見。このお店がこんなにも奥深いカカオの世界を見せてくれるとは!


秤にのせられたカカオとカメレオンの置物。
エキゾティックな雰囲気たっぷりのディスプレイに囲まれ、さまざまな種類のチョコレートたちがひしめいています。



Chocolate drink with orange liqueur.
これが抜群に美味しくて。芳醇な香りを程良い甘さでいただく幸せ。冷たくてもこんなに香りを感じられるのですから、熱いショコラショーはどんなに香り高いことでしょう。
チョコレートカラーに浮かび上がる文字が嬉しいグラス。

さっそく調べてみました。約1年前にオープンしていたようです。
「カカオストア」でチョコレートバーを楽しもう!/ ALL About グルメ  2015,
チョコレートガイド 市川歩美
http://allabout.co.jp/gm/gc/458540/



…written by 《SAWAROMA》at Tokyo.