昨日見つけた
livedoorの記事 。
ついにボールペンにまで香りを仕込むとは。
こういう発想は日本という国ならではなのでは、とつくづく思う。
あくまでもささやかに、あからさまではなく香りを楽しみたいのですね。
そして何かのついでに。
ヨーロッパ在住の友人に話したら
「普通に空間に香りをつかったら?」あるいは
「香水をまとえばいいんじゃない?」なんて言われそう。
ペンは指先のアクセサリーというか、手にもって使うものだけにファッションアイテムとしての存在感も重要。ちなみに私も、愛用の手帳に合わせた色と形のボールペンを選んでいる。どんなにファッショナブルな装いであったとしても、打ち合わせや取材のとき、その素敵な人が装いに似合わないオモチャのような筆記具を手にしているのはチョット興ざめ。
自分に似合うペンを一本持っていることは、完璧なネイルで指先を装うことに等しく女性をハッピーにする。(と思っているのは私だけかもしれないが)
では、香るディフューザー機能をもつペンはどんなハッピーをもたらしてくれるのだろうか。詳しいリリースがあったので読んでみた。
セーラー万年筆、アロマオイルの拡散機能付きボールペン「リロマ」を発売記事下にある製品画像をみると、ペンは4色。
ロゼピンク・シャンパンゴールド・スパークルエメラルド・ビターブラウン。
オリジナルアロマとしてセットとしても販売される香りも4種。
オレンジグレープフルーツ/ローズマリーシトラス/ミントユーカリ/ユーカリラベンダー(4種)容量:5ml(100%天然精油のブレンドらしい。)
確かに光沢のあるカラーとスッキリした形はチョットお洒落に見えるのかもしれない。ある種のファッションともコーディネートできるのかも。香りも、好まれそうな2種ブレンド。全て会議中、仕事中、勉強中の人にリフレッシュとリラックスを提供しそうなものばかり。煮詰まったところでほんのり漂うアロマに癒される…そういう意味では、アロマテラピーなんて面倒と思っている人には手っ取り早く楽しめるのかもしれない。
ただ、使う人が香りを楽しむのが目的ならば、天然にこだわらなくてもいいから挽きたて珈琲の香りとかチョコレートの香りもあったらいいのにと思ってしまう。(珈琲飲み過ぎ防止、甘いものへの誘惑防止にも貢献できそう)
ひとつ残念なのは、オリジナルアロマのビジュアルデザイン。
製品画像を見てみると、一般的にアロマテラピーで使用されている遮光瓶に入ったモッタリしたデザインとなんら変わらない。こういうのを使うのが面倒とかお洒落じゃない、と思う人を対象にするのであれば、もう少しペンにあわせてスリムにするとか、小さくてもルームフレグランスと併用できるレベルのスティック状スプレーボトルにするとか…
いまや歯磨きセットまでファッショナブルな時代。
既存のアロマテラピー用精油は沢山ある中、ペンのためのせっかくのオリジナルであれば、ファッション性・携帯性も考えては…と思ってしまう。
とはいえ、チョットお洒落なペンを欲しいと思いつつアロマテラピーにも深い知識はないが関心を持っているひと、わざわざアロマテラピーグッズを揃えなくても仕事中に気軽にリフレッシュしたいひとには喜ばれるのかもしれない。これがアロマテラピーや香りを楽しむ習慣の入口になるならば、それはそれで結構。
ちなみに私は文房具ではペンでなく、手帳でさりげなく香りを楽しんでいる。
コチラのブログ でご紹介。